FF1をExcel出力・Excel登録する際の注意点

 
 
FF1をカカリテの画面上で一件ずつ入力・保存するのではなく、Excelで編集して情報を一括反映・FF1を一括保存したい場合にご利用いただける「Excel出力」「Excel登録」機能をご用意しています。以下の活用例のように情報を一括反映したい場合に便利に活用頂けます。ご利用に際しては各種注意事項がありますので、下記をご参照の上ご活用ください。

具体的な活用例▼ ・電子カルテなどから診察券番号・郵便番号を含むデータをCSVやExcel出力できる。カカリテで出力したFF1のExcelファイルに、そのデータをVLOOKUP関数で結合して、FF1に郵便番号を一括反映したい。 ・血液検査の結果や血圧測定の結果を、Excelに入力して管理している。カカリテで出力したFF1のExcelファイルに、そのデータをVLOOKUP関数で結合して、測定結果をFF1に一括反映したい。
※なお、Excelデータの加工・編集方法については大変恐縮ですが弊社サポート対象外となっております。
 
注意事項▼
Excelファイルに入力・加工する過程で、不要な値や不正な値の入力・既存の値の削除・他の月のデータを登録する等の操作を行われた場合、Excel登録時にエラーが発生します。Excelファイルにて入力・登録される際は、調査実施説明資料にて入力要領を確認の上、正確に情報入力頂きますよう何卒ご注意ください。また、行・列の削除挿入の可否については以下の通りです。
・行の削除は可(データ作成対象から除外したい場合は該当患者の行を削除。) ・行の挿入は可(非推奨。挿入した行においてデータ入力を誤ると、誤った状態のままFF1に反映されます。) ・列の削除・挿入は不可
※医療機関様におけるExcel入力・加工の過程で生じたエラーについては、弊社で原因特定やデータ復元が困難な場合があります。十分ご注意のうえ、作業を行ってください。

手順

Excel出力とバックアップの保存

作成したい区分(外来・在宅)と診療年月を選択すると、当月の対象患者一覧が表示されます。「Excel出力」をクリックしてExcelファイルをダウンロードします。※画面上に表示されている全患者のデータが出力されます。
データを加工・編集する前にファイル名にダウンロードした日付を記載し、バックアップとして保存しておくことを推奨します
Excelを加工して登録した後で、Excelの入力内容に不備があったことが判明し、FF1をExcel登録する以前の状態に戻したい、というような場合にバックアップしておいたデータをExcel登録することでデータの復元が可能です。バックアップが無い場合は、システム側でデータ復元することは困難なため、一度全てのFF1を削除して再度入力する形となる場合がございます。

Excelデータの加工・編集

データ加工・編集を行う際は、以下の点にご注意ください。
  • 不要な値や不正な値を入力しない。調査実施説明資料にて入力要領を確認の上、正確に情報入力ください。
  • 既存の値の削除は不可。値を削除したことで空白が生じると、登録時にエラーが発生します。
  • 診療年月の書き換えは不可。診療年月を書き換えて登録することで、別の月にデータを引き継ぐことはできません。
  • 行の削除は可。データ作成対象から除外したい場合は該当患者の行を削除。
  • 行の挿入は可。挿入した行においてデータ入力を誤ると、誤った状態のままFF1に反映されますので、非推奨です。
  • 列の削除・挿入は不可。登録時にエラーが発生します。
  • 「血圧分類」はFF1入力画面で入力した血圧の値に応じて判定され自動反映される仕組みになっていますが、Excel登録で血圧の値を入力した場合「血圧分類」の自動反映は行われません。Excel登録で血圧を入力する場合は、「血圧分類」もExcelに入力して登録を行ってください。

Excel登録の実行

「Excel登録」ボタンよりインポートいただくと、Excelデータの内容がFF1に反映され、一括保存が実行されます。
尚、Excel登録機能では、Excelファイル上の診療年月を参照し該当月のFF1にデータを反映する仕組みとなっております。異なる診療月のデータは登録できませんのであらかじめご了承ください。
尚、FF1保存済の患者は画面上でデフォルトでは非表示となり、「未保存患者のみ」のスイッチをオフにすると表示される形となります。
 

Excel登録の実行後エラーが出たら

以下のようなエラー表示が出た場合は、エラー対象の患者のデータはFF1に反映されません。Excelデータの内容の見直し・修正を行い再度エクセルファイルをアップロードしててください。
尚、以下の項目がExcel上で空白になっている場合に、エラー表示されます。 共通情報
高齢者情報 要介護度 喫煙区分 入院情報 終診情報 外来データ
糖尿病の有無 高血圧の有無 脂質異常症の有無 心不全の有無 慢性腎臓病 高尿酸血症の有無 脳卒中の有無 急性冠症候群の有無 急性大動脈解離の有無 在宅データ
訪問の主傷病 - 自院診断の有無 患者の状態 バーセルインデックス がんの傷病 - 自院診断の有無 褥瘡の状態 低栄養の有無 摂食・嚥下障害の有無 経管・経静脈栄養の状況 リハデータ
バーセルインデックス FIM 訓練内容
※本来これらの項目は入力必須となっておりカカリテの入力画面上では空白にはなり得ません。Excel上で誤って値を削除され、そのファイルをカカリテに登録することにより、カカリテにもともと入力されていた値が消えて空白になってしまうことを防止するため、エラー表示でお知らせする形としています。

よくある質問

 
 
 

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