自費診療(美容施術など)を受けた患者へのフォローアップ
カカリテは保険診療のレセプトデータをアップロードすることで、診療情報や処方情報等を使った離脱管理・フォローアップが可能となります。自費診療については、カカリテにレセプトデータをアップロードすることはできませんが、WEB問診Symviewとカカリテを組み合わせて運用することで、自費診療を受けた患者のフォローアップにも活用頂けます。
活用例)
- 美容施術を行った当日の施術後フォローアップ
- 美容施術を行った後の経過観察(再診)のご案内
- カウンセリングを行った後のフォローアップ
自費診療の患者フォローアップに活用するためは、まずSymviewで施術や治療ごとに専用の問診票や同意書を用意し、施術や治療の当日にその問診票に回答頂く必要がございます。「問診に回答した日を施術・治療を行った日」と見なし、問診の回答をトリガーとしてステップ配信を組む形です。詳細を解説します。
手順
例)シミ取りレーザーの照射後当日の夜に、患者へ注意事項を案内する
- Symviewでシミ取りレーザー施術当日用の問診票を作成する。
問診内容自体は、その後のカカリテの設定に直接関係しませんので、任意の内容で作成頂いて構いません。以下のような簡単で回答しやすいものがお勧めです。
Q. 現在、発熱・体調不良はありませんか
Q. 前回施術後お肌に異常はありませんでしたか

- カカリテの「ステップ配信設定」で配信内容・配信条件を設定する
ステップ配信設定のメニューを開き、右上の「+新規ステップ配信作成」をクリック

立ち上がった画面内に下記の通り設定を行います。
ステップ配信名:シミ取り照射後フォロー
ステップ配信の説明:シミ取り照射後、当日に配信するフォローメッセージです
タイミング:問診に答えた 当日の●時

対象:全員
問診票名:1で用意した問診票名
配信間隔:条件を満たすたびに配信する

メッセージ
テンプレ―ト名:シミ取りレーザー照射後フォロー
件名:シミ取りレーザー照射後の注意事項
本文:注意事項を記載します

すべて入力できたら画面左下の「更新する」をクリック。これで設定は完了です。
3. Symviewに用意しておいた問診に施術当日に回答頂く
患者が施術のために来院されたら、1で用意しておいた問診票に回答してもらいます。
問診票の回答をトリガーとして、その患者へステップ配信が生成されます。
送信前の承認作業が「必要」と設定している場合は、承認作業を行います(FAQ:ステップ配信の承認作業とは)。承認作業「不要」と設定している場合は、2で設定した配信タイミングが到来したら自動的にメッセージが配信されます。
尚、例えば一つの施術が数回で1セット(1クール)となっており、何回目の施術なのかによってメッセージの配信内容や配信タイミングが異なる場合、もしくは●回目の施術後のみメッセージを配信したいというような場合は、WEB問診の「ラベル」機能を使うことで、メッセージ配信の細やかな出し分けができます。
例)3回で1クールとなっている施術で、3回目の施術完了後6か月経過したらもう1クール実施頂くようレコメンドメッセージを配信する
この場合、WEB問診内に「本日は何回目の施術ですか」というような質問を設定し、その質問の回答内容に応じてラベルが付与されるよう設定しておきます。FAQ:Symviewラベルの追加方法

そして、カカリテのステップ配信設定で、配信対象:ラベル を選択し、上記で設定したラベル名を設定します。(今回の事例では「スネコス3回目」を選択しています)


これで、3回目のスネコス施術を受けた患者に対し、6か月後にもう1クール実施頂くようレコメンドメッセージを配信することができます。
よくある質問
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