エラーチェックおよび疑義指摘事項の修正方法

6月診療分(7月請求分)より、充実管理加算/外来/在宅/リハデータが2026年度診療報酬改定に対応した内容で作成できます。なお、2026年5月診療分以前のデータを作成する際は、旧仕様が適用され、従来通りに入力・作成が可能です。 ※本機能は、カカリテの外来データ作成機能(オプション)をご契約中の場合にご利用いただけます。(参考:外来データ作成機能とは) ※こちらの掲載の対象は、2026年6月1日診療分以降です。
目次

導入・この記事でできること

外来データ提出支援ツールのエラーチェック(検証結果)ファイルをカカリテに読み込ませ、エラー箇所の特定と修正を行う手順及びエラー内容のトラブルシューティングができます。
※エラーチェック結果ファイルの内容によっては、本機能で該当患者の特定・エラー箇所の修正ができない場合がございます。その場合は、エラーチェック結果ファイルに記載の内容からエラー内容・該当患者を確認の上、FF1作成画面から修正ください。
※チェックツールから出力されたエラーチェック結果の内容に関しては、弊社の専門外の領域となりますので、内容によってはご回答できない場合がございます。また、チェック結果の見方についても弊社ではサポートしておりません。外来調査事務局(support@gairai.jp)へ直接お問い合わせください。

事前準備

外来データ提出支援ツールで、チェック種類「単体ファイルチェック(FF1)」を選択し、チェック結果出力ボタンよりファイルを保存してください。
※詳細な出力方法がご不明の場合は、外来調査事務局にご確認ください。
 

1. 修正手順

①検証結果読み込み

カカリテにログインし、外来様式1作成画面の右上に表示されている「検証結果読み込み」をクリック

②ファイルを選択しアップロード

2つのファイルをアップロードします。
  • A【カカリテから出力したFF1ファイル】
  • B【外来データ提出支援ツールからで出力したチェック結果ファイル】※事前準備で出力したファイル
青いボタンをクリックしてからファイルを選択するか、ドラッグ&ドロップでアップロード可能です。

③患者を選択、エラー箇所の修正

エラーが出ている患者が一覧表示されます。「患者詳細」をクリックすると該当患者のFF1作成画面に遷移し、エラー箇所を修正することができます。
尚、FF1作成画面に遷移するとエラー箇所は操作イメージ動画のように点滅します。どこにエラーが発生しているか確認しやすい設計となっています。

④修正・保存

該当患者のFF1入力画面を開き、不足箇所や修正箇所を入力して保存します。

⑤エラーが解消されたか再チェック

修正後のFF1を再出力し、外来データ提出支援ツールにてエラーチェックを実施、エラーが解消されているかご確認ください。

2.【現象から探す】画面の操作・表示で困った場合

患者名をクリックしても「患者詳細」に画面が切り替わらない

  • 原因: エラーファイルに「行番号」の情報が含まれていないため、カカリテ側で自動特定ができません。
  • 対処法:患者一覧から対象患者の診察券番号を手動で検索して該当のFF1画面より修正してください。修正対象者のデータ識別番号をメモするか、チェック結果ファイルを確認してください。
    • 修正対象者のデータ識別番号をメモするか、もしくはエラーチェック結果ファイルでデータ識別番号を確認しながら作業をして下さい。
    • データ識別番号と診察券番号が異なる場合は、診察券番号を電子カルテ・レセコンにて確認して下さい。(データ識別番号の取り込み時に使用したファイルがお手元にありましたら、そのファイルでもご確認頂けます)
 

修正したい患者が、そもそも一覧(リスト)に出てこない

原因は3つ想定されます。順に対処法をご案内します。
①【充実管理の場合のみ】レセプトもしくは対象月の主病に生活習慣病(糖尿病、高血圧症、脂質異常症)がついていない
EFファイルにFF1作成一覧に含まれない患者が掲載されている EFファイルとFF1ファイルのデータ識別番号が一致していない

原因①: 【充実管理の場合のみ】レセプトもしくは対象月の主病に生活習慣病(糖尿病、高血圧症、脂質異常症)がついていない

カカリテでは「(充実管理)FF1作成対象者」の患者グループで主病が生活習慣病(糖尿病、高血圧症、脂質異常症)の患者を抽出し、その患者グループがFF1作成画面にリストアップされる仕組みになっています。 ※充実管理加算のFF1作成対象者は特定の加算等の算定有無に関わらず、生活習慣病(糖尿病、高血圧症、脂質異常症)を主病と医師が判断した患者と定められています。(FAQ:FF1ファイル作成対象患者
そのため、レセプト上で生活習慣病が主病とされていない場合、「(充実管理)FF1作成対象者」の患者グループに入ってこず、患者一覧に表示されません。
【対処法】
  1. その月の電子カルテやレセプトの記録を確認し、実際に生活習慣病に関する治療・診察を行っていたかご確認ください。 ● 生活習慣病での受診がなかった場合:FF1の作成は不要です ※ただし、EFファイルに該当患者が掲載されている場合にはFF1の作成が必要になります。念のためEFファイルに掲載がないかご確認ください。 ● 生活習慣病での受診があった場合:以下の手順2へお進みください。
  1. 「主病が生活習慣病患者のみ」のスイッチをOFFにして該当患者が表示されるかご確認ください。 ● 表示された場合:そのまま該当患者のFF1の入力をし、再度FF1の出力をしてください。 ● 表示されなかった場合:レセプトに主病がついていない可能性が高いため以下の手順3へお進みください。
  1. レセプト上での主病の修正、または手動での対象患者追加をしてください。 以下のいずれかの方法(AまたはB)で、対象患者を追加してください。 ● 【方法A】レセプトに主病を付け直して再アップロードする(推奨) レセプトの主病に生活習慣病(糖尿病、高血圧症、脂質異常症)をつけ、カカリテに再度アップロードしてください。自動的に該当患者がFF1作成対象に追加されます。追加後、FF1を入力・出力してください。 ※レセプトを再度アップロードすることで、保存済のFF1のデータが削除されたり、変更されることはございませんのでご安心下さい。 ● 【方法B】患者一覧から手動でグループに追加する レセプトを修正しない場合は、手動で対象患者に追加することが可能です。 ①患者一覧より該当患者を検索します ②患者グループ欄の+ボタンを押し、(充実管理)FF1作成対象患者のグループを追加
    1. image.png
      ③外来様式1作成画面に戻り、「主病が生活習慣病患者のみ」をOFFにしていただくと対象患者様が表示されるようになります。その後、FF1を入力・出力してください。
      image.png
      「3.レセプト上での主病の修正、または手動での対象患者追加をしてください」の操作をしてもFF1作成画面に表示されない場合は、再度「2.「主病が生活習慣病患者のみ」のスイッチをOFFにして該当患者が表示されるかご確認ください」の操作を行ってください。

原因②:EFファイルにFF1作成一覧に含まれない患者が掲載されている

EFデータ(電子カルテもしくはレセコン)には入っている患者が、FF1ファイル(カカリテ)に存在していない場合があります。
EFファイルに掲載があるということは、実来院があったもののレセがない状態です。 例)自費診療などでの受診、何らかの理由でのレセ止め FF1ファイルは、登録されたレセプト上で当月の来院実績がある患者のみをFF1作成対象者としてリストアップしますので差異が発生します。
【対処法】 該当患者のレセプトを確認し、その月に来院実績があるかどうか確認してください。 自費の場合等、外来データ提出の対象患者でない場合においては、EFファイルから対象患者を削除してください。

原因③:EFファイルとFF1ファイルのデータ識別番号が一致していない

カカリテでは、診察券番号の頭を0で埋める形でデータ識別番号を発行しています。ご利用の電子カルテにおいて、診察券番号の頭を0で埋める形ではなく独自の採番規則でデータ識別番号が発番されている場合に差異が発生してしまいます。
正常にデータ識別番号が登録されている場合、診察券番号の下にカッコ書きでデータ識別番号が表示されますが、この表示が無い場合はデータ識別番号が登録できていない状態です。
【対処法】 カカリテにデータ識別番号を登録する必要がありますので、「データ識別番号のインポート」をご参照の上、データ識別番号の登録を行ってください。この作業により、FF1のデータ識別番号がEFのデータ識別番号に統一されます。
※月ごとに新患分が追加になる可能性があるため、この作業は毎月実施いただくことを推奨しております。

3. 【メッセージから探す】エラー・警告別の対処方法

エラーコード別の対処方法をご案内します。 ※各エラーコードの詳細及びこちらに掲載がないエラーに関しましては外来医療等調査事務局のHPに記載ございますのでご参考ください。

警告:外来EFファイルと外来様式1の作成対象が一致していない

⚠️
警告「外来EFファイルから外来様式1ファイルの作成対象と思われる患者において、外来様式1ファイルに様式7の10または、様式7の11で届出しているカテゴリのペイロードが作成されていないか、または、外来様式1自体が作成されていません。外来様式1ファイルで患者のペイロードが不足しているカテゴリがないか、または、外来様式1のデータ識別番号と外来EFファイルのデータ識別番号が一致しているか、確認してください。」
  • 原因と対処方法:修正したい患者が、そもそも一覧(リスト)に出てこないをご参照ください。

警告:全桁コーディングされたコードで入力してください

⚠️
警告「全桁コーディングされたコードで入力してください。」
  • 原因:ICD10コードに関する警告です。 ICD10コードは最下層のコードの選択を推奨しているため、選択しているICD10コードに、第4桁目、または第5桁目等が存在する場合には警告が表示されます。FF1ファイルにて該当患者のICD10コードをご確認ください。 例えば、知的障害「F79」であれば4桁目(0,1,8,9)が存在するため、「F79」での入力ではなく、可能であれば4桁目(F799など)までご入力頂くことが推奨されております。
    • ※カカリテではレセプトの傷病名マスターに記載の傷病コードからICD10コードを自動的に反映しており、傷病名マスターに存在しない病名は取り扱うことができません。また、ICD10コードをカカリテの画面上から修正することはできません。つきましては、もし修正を行う場合は、FF1ファイルにて傷病名・傷病コード・ICD10コードを直接書き換えて頂く形となります。
      ICDコードの桁数は、「疾病、傷害及び死因統計分類提要」でご確認いただき、医師の診断とあわせて選択してください。 <参考:疾病、傷害及び死因の統計分類> https://www.mhlw.go.jp/toukei/sippei/ https://www.mhlw.go.jp/toukei/sippei/dl/instruction_all.pdf

エラー:「HR00001」が存在する場合「HCVD001」は必須です

🚨
エラー 『「HR00001」のレコードが存在する場合、「HCVD001」のレコードは必須のため作成してください』
  • 原因:在宅のFF1において療養情報(HR00001)が有の場合は、訪問の主傷病(HCVD001)を記入する必要がありますが、傷病名が「無」となっています。
  • 対処法: 「訪問の主傷病」の項目で、「自院管理の有無:有」に変更し「傷病名」を入力してください。

エラー:画面には傷病名があるのに、レコードが存在しない

🚨
エラー『FF1作成画面上には傷病名が入力されているにも関わらず、該当箇所の傷病名・傷病名コード・ICD10コードのレコードが存在しない』
  • 原因:FF1作成画面上に入力されている病名が未コード化傷病名(傷病名コード:0000999)になっています。未コード化傷病名はFF1に出力されません。
  • 対処法:レセプト電算処理用傷病名マスターから近しい病名を探して代替的に使用してください。 傷病名の削除・追加は下記の通り「診断情報 / 傷病」のエリアで行ってください。

4. カカリテのサポート対象外となるエラーについて

EFファイルやKファイルに関するエラーが出た場合

大変申し訳ございませんが、カカリテはFF1の入力支援ツールとなっておりEFファイルKファイル等についてのエラーの対処方法は弊社では把握しておりません。 お手数おかけいたしますが、外来調査事務局(support@gairai.jp)へのお問合せください。
 
回答が見つかりませんでしたか? サポートチーム kakarite-support@layered.inc までご連絡ください。