外来・在宅データ提出加算 FF1ファイル作成方法

 

利用方法マニュアル

以下より外来データ作成機能の利用方法マニュアルをダウンロードしてご利用ください。

便利なAIチャットボットもご活用ください

外来データ提出加算に関して、AIによる自動回答を行うチャットボットをご用意しました。
画面下部に表示される入力欄に、質問内容を入力頂くと回答が表示されます。
gmailアドレスをお持ちの方ならどなたでもご利用いただけます。外来データ提出加算に関して、調査の流れ、各様式ファイルの構成、入力要領等、ご不明点を調べる際にご活用ください。
なお、本チャットボットは外来調査事務局のHPに公開されているデータおよび、弊社システムのマニュアルに基づいて回答を自動生成しておりますが、回答内容の正確性や最新性を必ずしも保証するものではございません。そのため、ご案内する情報はあくまで参考情報としてご利用いただき、最終的なご判断にあたっては、公式な情報源でのご確認をお願いいたします。
特に算定ルール等に関して正確な情報が必要な場合やご不明点が残る場合には、恐れ入りますが外来医療等調査事務局(support@gairai.jp)へ直接メールでお問い合わせくださいますようお願い申し上げます。
外来データ作成機能の操作方法や不具合等に関するご相談は、カカリテサポートチーム(kakarite-support@layered.inc)までご連絡ください。

作成手順

 
 
外来データ提出加算の算定に必要なデータ提出におけるFF1ファイルの入力・作成機能です。
カカリテにあるレセプトデータや、問診のデータを元に必要項目を一定程度補足します。
※カカリテで作成いただけるのはFF1ファイルのみとなっております。
※このページで修正した内容はカカリテ側の患者情報に反映されることはありません。あくまで外来様式1の修正のみを行っていただけます。患者情報を修正したい場合はカカリテの患者一覧>患者詳細ページより実施ください。
▼FAQ:患者情報を修正・削除したい https://faq.kakarite.lyd.inc/9648b9d7a2f34fe0b95fa82132251613

作成画面

外来様式1作成画面

右上のメニュー>外来様式1作成より作成画面に入れます。
外来様式1作成画面には、カカリテにレセプトの取り込みをしている月の患者データが表示されています。
外来と在宅でタブが分かれており、いずれか、または双方の提出データを作成することができます。
⚠️
外来と在宅についてはカカリテの患者グループで区分わけしております。デフォルトでは以下で区分を分けておりますが、ご希望であればグループの条件を追加できますのでお声がけくださいませ。
 

事前準備(所在地の登録)

画面右上のメニュー「医療機関設定」から所在地の都道府県を登録します。

事前準備(レセプトデータのアップロード)

データ作成する対象月のレセプトデータをアップロードします。アップロード手順は以下を参照ください。

事前準備(主たる診療科の登録)

主たる診療科が「内科」以外の場合は、以下の手順で診療科を登録してください。
※主たる診療科は初期値では「内科」が設定されています。よって内科の場合は本作業は不要です。
①右上のメニューをクリックし「外来様式1作成」をクリック
②画面右上の歯車⚙マークをクリック
③立ち上がった入力画面にて「主たる診療科」をプルダウンで選択
ここで登録した「主たる診療科」はデータ編集画面に以下のように反映されます。

事前準備(データ識別番号のインポート)

外来データ提出加算には電子カルテ上の「データ識別番号」が必要になります。
カカリテ上ではデータ識別番号を診察券番号の接頭を0で埋めた10桁を採番する仕組みになっております。それ以外の規則で発番されている場合は事前にデータ識別番号一覧の取り込みを行ってください。
※ご利用の電子カルテがMAPs/Medical Station/Qualis/MRNの場合に本作業が必要となります。その他の電子カルテでは作業不要です。
▼2024 年度「外来医療、在宅医療、リハビリテーション医療の影響評価に係る調査」実施説明資料 P.28 https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/001261316.pdf

①データ識別番号のCSVファイルを作成する

電子カルテより以下の形式でCSVファイルをダウンロードして下さい。方法はベンダー様により異なりますのでお使いの電子カルテベンダー様へお問い合わせください。
  • A列:No
  • B列:診察券番号
  • C列:データ識別番号
※1行目に上記に準じる内容でヘッダーを入れてください。
※カンマ区切りのみ対応しております。

②作成したファイルをインポートする

右上のメニューをクリックし「外来様式1作成」をクリック
「データ識別番号登録」ボタンをクリックし、作成したCSVファイルをインポートします。
 
よくあるご質問:データ識別番号の取込みは毎月実施する必要がありますか?
はい。データ識別番号の取込みは、一度実施して保存すれば、翌月以降のデータにも継続して反映されます。しかし、新患でFF1作成対象に追加となる患者がいる可能性がありますので、データ識別番号の取込みは毎月実施することを推奨します。

データ作成手順(画面上で入力する場合)

①FF1ファイルを取り込む

初めて作成される場合はこちらをスキップし、手順②へ進んでください。
過去にFF1ファイルを作成されたことがある場合、FF1ファイルを取込することで、作成時の内容を引き継げます。お手元にファイルがある場合は取込をお勧めいたします。
右上の「FF1ファイル登録」のボタンよりアップロードをいただけますクリック②個別に入力をする
 

②個別に入力をする

作成したい区分(外来・在宅)と診療年月を選択すると、当月の対象患者一覧が表示されます。
 
編集したい患者の行をクリックすると、データの編集画面が開きます。空欄を埋める、または修正したい項目の項目編集を行ってください。
※あらかじめ、レセプトおよびWEB問診シムビュー(問診票・所見票・同意書のいずれか)から連携できる情報がある項目については入力された状態になっています。
★詳細な連携項目はこちらからご確認いただけます。
生年月日・性別・郵便番号を入力する場合
「患者基本情報」の右に表示されている編集ボタンをクリックすると、編集画面が開きます。編集画面で入力を行い編集画面左下の「保存」ボタンをクリックして保存ください。
最後まで入力できたら、右上の保存ボタンをクリックし保存します。
保存されると項番の横に「*」がつきます。

③ファイルを出力する

全ての患者の入力が完了したら、画面右上の「FF1出力」ボタンを押し、提出用FF1ファイルを出力します。
⚠️
一覧に表示されていても保存をしていない患者についてはFF1ファイルに掲載されません。必ずすべての患者の入力・保存ボタンの押下をお願いします。

データ作成手順(エクセルで入力する場合)

⚠️
連番項目(1つの項目内で複数回答できる項目 例:診断情報/傷病)は最大5件までExcel出力します。5件以上の連番項目を登録する場合は画面から入力してください。

①FF1ファイルを取り込む

初めて作成される場合はこちらをスキップし、手順②へ進んでください。
過去にFF1ファイルを作成されたことがある場合、FF1ファイルを取込することで、作成時の内容を引き継げます。お手元にファイルがある場合は取込をお勧めいたします。
右上の「FF1ファイル登録」のボタンよりアップロードをいただけます。
 

②エクセルファイルを出力する

作成したい区分(外来・在宅)と診療年月を選択すると、当月の対象患者一覧が表示されます。
「Excel出力」ボタンより、レセプトデータが入力済のエクセルファイルをダウンロードします。
※あらかじめ、レセプトおよびWEB問診シムビュー(問診票・所見票・同意書のいずれか)から連携できる情報がある項目については入力された状態になっています。
★詳細な連携項目はこちらからご確認いただけます。
⚠️
一度でも外来様式1作成画面上で「保存」をすると、その後にカカリテの患者詳細画面から生年月日や性別などを編集してもその内容は外来様式1作成画面に反映されません。保存後に編集が必要な場合はこのFAQ上の「手順(画面上で入力する場合)」で編集をしてください。

③エクセルファイルを編集し、インポートする

出力したファイルを任意で編集いただき、編集したファイルをインポートしてください。
「Excel登録」ボタンよりインポートいただくと、記載した内容が反映され、自動で保存状態になります。
インポート後に個別に編集したい場合は上述の「手順(画面上で入力する場合)」にそって編集をお願いいたします。
 
補足:検査データ登録機能もご利用いただけます。
検査データ(HbA1c/LDLコレステロール/尿酸値)はCSVファイルで一括登録も可能です。
下記の通り「検査データ登録」をクリックし、立ち上がった「検査データアップロード画面」からCSVファイルをアップロードしてください。
※ただしこの機能で検査データを一括反映できるのはFF1「未保存」の患者のみです(2025.6月現在の仕様)。保存済の患者についてはデータが反映されません。よって、この機能は個別の患者の保存作業を行う前に行うことを推奨いたします。
登録可能なファイルの仕様は以下の通りです。
  • CSV形式
  • 1行目はヘッダ行(検査データとして登録しない)
  • 以下の順番の列のみ許容します
  1. 診察券番号
  1. 氏名
  1. 検査年月日
  1. HbA1c
  1. LDLコレステロール
  1. 尿酸値
尚、既にHbA1c/LDLコレステロール/尿酸値のデータが存在する場合、ここにアップロードしたデータが優先され、自動的に上書きされます。※前回Do > Symviewの問診回答 > 検査データ の順で優先しますので、検査データは最優先となります。
数値自体はKakariteのデータベースに取り込まれますが、病名がついていない患者のデータはFF1上では非表示になっておりデータには反映されません。 例:高血圧だがLDLコレステロール(脂質異常の患者だけ入力が必要)の値が検査データにある、という場合、脂質異常が無ならLDLコレステロールの入力欄は非表示になっておりLDLコレステロールのデータはFF1に反映されない形になります。 https://gyazo.com/a5f39fe1dc1681acccabe51910dcd51e ※Kakariteのデータベースにはデータがとりこまれてるので、脂質異常を手動で「有」に変えるとLDLの値が表示されます。

④ファイルを出力する

入力が完了したら、「FF1出力ボタン」を押し、提出用FF1ファイルを出力します。
 

よくある質問

前月に入力した内容は引き継がれますか?
前回Doの対象項目は前月の入力内容は基本的に引継ぎ、入力された状態になっています。
項目マッピング表のQ列に○がついている項目が対象です。
内容が変更になった部分(検査結果など)のみご変更いただければ簡単に作成いただけます。
前月記入済の患者には「前回データ」に〇がつくようになっています。
入力済と未入力を見分ける方法はありますか?
当月分を入力>保存をした患者データについては、項番の横に「*」がつくようになっています。*マークがない患者を編集してください。
患者詳細を変更してもFF1ファイルに反映されません。
一度でも外来様式1作成画面を保存すると、出力データは保存したデータ(=患者詳細の情報ではない)が出力されます。
  • 保存とは
    • FF1ファイルを登録した
    • 画面から「保存ボタンを押した」
    • Excelを登録した
  • 出力データ
    • FF1ファイル
    • Excel
    • FF1作成画面上の表示
例)Excel出力後、郵便番号が不明だったため空欄でExcel登録をした。その後患者詳細画面で郵便番号を編集。 ⇒この場合はExcel登録したデータが保存されてしまうため患者詳細画面の変更が反映されません。
エクセルに提出が不要な患者が入っているのですが、FF1ファイルに反映させない方法はありますか?
エクセル出力した場合、外来様式1作成画面の当該月の一覧に表示されている患者が全て出力されます。エクセル登録をすると全ての患者が保存され、FF1ファイル出力時にも出力されます。 提出不要な患者がエクセル上に存在する場合は、お手数ですが該当患者の行の削除をお願いします。削除された患者は保存されません。
その他、よくあるお問い合わせのページでも様々な事例をご紹介していますので、ご参考ください。

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